2026-06-22

縦断的健康レビュー

11年間の人間ドック分析 (2015, 2017–2026)

判定マトリクス

'15'17'18'19'20'21'22'23'24'25'26
脂質
·
尿酸
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肝機能
·
肝臓
·
·
腎機能
·
·
腎臓
·
·
胆のう
·
·
糖代謝
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上部消化管
·
·
·
下部消化管
·
·
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·
·
·
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·
·
·
呼吸機能
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·
·
·
·
血液一般
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尿検査
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視力
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眼底
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心電図
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腫瘍マーカー
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骨密度
·
全項目判定 × 全年。セルをタップで詳細。
A異常なしB軽度異常C1要経過観察・生活改善C2要再検査D1要医療D2要精密検査E治療中

計算指標

測定値から計算した臨床マーカー。年齢は生年推定(±1歳)に基づく近似値。

FIB-4指数

1.02

肝線維化の非侵襲スコア (年齢×AST)÷(血小板×√ALT)。<1.3で進行線維化の可能性が低い。脂肪肝の経過観察に直結。

0.40.91.4'15'17'18'19'20'21'22'23'24'25'26

LDL/HDL比

1.83

動脈硬化リスクの比。<2.0が理想。高HDLがLDL上昇をどれだけ相殺しているかを示す。

1.41.82.1'15'17'18'19'20'21'22'23'24'25'26

TG/HDL比

0.98

インスリン抵抗性の代理指標。<2.0良好、>3.0で要注意。

0.72.23.6'15'17'18'19'20'21'22'23'24'25'26

non-HDL (計算値)

162

総コレステロール−HDL。測定欠損年を計算で補完。LDLより広い動脈硬化性粒子の総量。

127147166'15'17'18'19'20'21'22'23'24'25'26

AST/ALT比

<1は脂肪肝パターン(ALT優位)。アルコール性は>2に傾く。

'15 0.85'17 0.7'18 0.79'19 0.51'20 0.31'21 0.86'22 0.71'23 0.63'24 0.76'25 0.74'26 1.04

比が1未満の年はALT優位=脂肪肝パターンと整合。

CKDステージ (eGFR)

2017G278.72018G269.22019G265.82020G261.32021G273.92022G261.22023G263.52024G3a56.32025G265.62026G279

2024年にG3a(56.3)まで低下したが、減量後2026年はG2(79)まで回復。単一年のクレアチニン変動に注意しつつ年1回追跡。

要約

痩せ型・非喫煙・メタボなしの51歳。基本は良好だが、約7年続く代謝系の所見(尿酸・脂質・脂肪肝)と、2026年に重なった構造的所見(胆石・腎結石・大腸腺腫・逆流性食道炎・憩室症)が今後5年の経過観察を規定する。

  • 1

    代謝クラスターは改善方向。尿酸は7年連続C2(2018–2024)が正常化(8.5→6.4→6.1)。約5kgの減量が要因とみられ、腎機能も同時に回復。このまま継続を。

  • 2

    唯一悪化中なのがLDLコレステロール。2026年に154 mg/dlで過去最高。HDLは良好で他の危険因子もないが、GPで心血管リスク評価とスタチン要否を一度きちんと決めるべき最重要項目。

  • 3

    2026年に5つの構造的所見が一度に。すべて良性/低リスクで、経過観察カレンダーに載った。大腸腺腫は完全切除(断端陰性)、他は経過観察のみ。

結論

緊急のものは何もなく、すべて管理可能。最も価値ある一手は(1)尿酸を治した減量・食事を維持、(2)GPで脂質・心血管リスクの判断を出す、(3)2026年の所見を経過観察カレンダーに乗せ続けること。

リスク評価

リスク可能性影響優先度
高LDL持続による心血管イベントP1
痛風発作・尿酸の再上昇P2
脂肪肝の進行(線維化)P2
症候性胆石(疝痛・胆嚢炎)P3
症候性腎結石(疝痛)P3
異時性大腸ポリープP3

推奨アクション

  1. R1P1

    脂質・心血管リスクの判断を出す。GPで総コレステロール・non-HDLを含む空腹時脂質を測り、10年心血管リスクを評価し、スタチン要否をはっきり決める。

  2. R2P2

    尿酸を治した減量・食事を維持。体重57–59kg、プリン体(干物・レバー・ビール)を控え、水分2–2.5L/日。尿酸・腎結石・腎機能を同時に守る。

  3. R3P2

    アルコールを肝臓のダイヤルとして扱う。酵素上昇年(2019/2020/2023)は必ず節酒指導があった。現状の軽度を維持。再上昇ならFIB-4線維化評価をGPに相談。

  4. R4P3

    2026年の所見を経過観察カレンダーに。大腸内視鏡は約5年後、胆石・腎結石は年1回の腹部エコー、逆流・憩室は無症状なら経過観察。

  5. R5P3

    小さな宿題2件。視力(毎年C1)の眼科受診、便秘への寄与を踏まえた抗ヒスタミン薬の見直し。

  6. R6P4

    データの欠損を埋める。次回はSky Clinicに総コレステロール・non-HDL・アミラーゼ・CRP・血清鉄・腫瘍マーカー・骨密度を依頼し、時系列を途切れさせない。

出典: analysis/2026-06_longitudinal-health-review.md